1月17日(土)  鳴門のメバル釣り

新年早々 荒天続きで久々の出撃。


今年に入ってからも荒れる日が多かったため
出船機会も少なく,魚の状況もよくわからないそうである。

海峡周辺にはカタクチイワシのベイトが入ってきており
気になる鯛の反応も出ているようだが,
実際に釣りを入れていないから口を使ってくれるかどうかは分からない。

ということで,今日はメバル エサ釣り一本勝負。


前日は 竿頭のメバル名人の方が30匹ほど
後の方は一人10匹程度と状況としてはあまりよくないようである。

先週の3連休は大荒れだったので
今日は多くの船が出てくること必至。

プレッシャーのかかる漁場では すぐに食いが止まってしまう。

潮も小さく,天気も良すぎる。

条件的には決してよくない。
厳しい一日になりそうである。

いつものように目標は30匹‥ということで。



まずは港の前から,
と思ったら入ろうとしたポイントにすでに別の船がいたため
橋をくぐって前の漁場へ。

7時 釣り開始。

飛島の南から。



先月までは,力勝負のガチンコ対決。
釣り技よりはパワー重視の仕掛けとタックル。

ロッドは同じネルビオでも先月のタイプVに対して今日はタイプ0。

今日のメバル釣りは,仕掛けから釣り技まで繊細さが求められる。
先月までの釣りとは正反対とは言わないまでも,179°くらい違う釣り。

これくらいでいいだろう‥ではメバルには勝てない。
がんばった分だけ釣果となって返って来るのがメバル釣りの魅力でもある。



最初の流しから 追い食い成功。



潮が止まりかけているせいか
20cm前後と型は小さめながら,3連スタートは悪くない。


次の流しでも粘りに粘って5連 パーフェクト。



その後も4連 3連と順調に数を伸ばしていく。

8:30までにスカ流れなく30匹あまりを確保。

いつになくハイペース,
この勢いなら100匹は釣れそう‥


潮が速くなってきたので,南下。


予想通り,落窪の瀬あたりは大船団。



船団を避けて,沖の漁礁周りで良型を狙うことに。

水深は45m。

漁礁の際には反応があるが,まだ潮が速いせいか浮いていない。


仕掛けを落とすやいなや

ブルブルブル‥
いやな手ごたえ

ブリのエサでした。



その後も,アジ・サバが掛かる。


漁礁にかかる直前にヒットするヤツは良型のメバル。

もたもたしていると漁礁に掛かってしまうので,
追い食いを待たずに揚げる。



27cmと ここにきてようやく良型をキャッチ。


魚探をのぞきながら,
漁礁が映し出されてから船の下にくるまでの僅かな時間で勝負。

漁礁の上を通り過ぎてからは当たらない。

今度も漁礁の際で食わせた1匹。



28cm このサイズが出るのがシラサで釣る魅力である。

このポイントでも潮が緩むとメバルが浮いてきた。

型もだんだん小さくなってくる。



食いも落ちてきたので,さらに南へ。

大磯周辺の様子見に行くことに。


まだ時期的に早いので,メバルは姿を現すか‥

この辺りは潮が止まる寸前にならないとメバルは浮きださないとのこと。

まだどの遊漁船も攻めていないようで,おそらく今期初の大磯偵察。


磯の周辺に反応があるものの,どうもメバルではなさそうだ。

案の定 揚がってきたのは大きくなった小アジ。

しばらく流してみるが,メバルの姿はなく,小アジのオンパレード。



大磯をあきらめ 今度は北上。

船の多い海峡周辺に向かう。



午後になって潮が緩んできた。

朝と同じ飛島周辺を攻めて中小型をポツリポツリと10匹あまり追加。



13:30

潮も使い切ったところで納竿。 

久々の一日メバル釣りであったが 仕掛けもロストせず,一つですんだ。
(もちろん途中でハリス交換,針結び直しなど繰り返したが)


数的にはエサ釣りとして十分満足できるが,
相対的に中小型の多い一日であった。

サビキ釣りをしている船は更にサイズが小さく
大半が枯れ葉のようなリリースサイズであったとのこと。

食いが悪いわけではないが,
なぜか23〜25cmのエサ釣りレギュラーサイズが少なかった。

また,不思議なことに海水温が10℃なのに
イワシにアジにサバに‥
真冬の海とは思えないほどのベイトが居たことには驚いた。


しばらくはメバル釣りを封印して(謎)
また179°違う釣りへ‥。



本日の釣果  メバル 〜28cm 51匹 
         アジ サバ ガシラ